鹿児島のせごどん会計、西村です。

今日は個人事業から法人成りを考えている方、もしくは起業しようとなさっている方必見です！

テーマは「法人のメリットと個人のメリット」です

これはとても難しい問題です。

「あの時〇〇にしておけば…」と後悔しないようにしましょう。

法人のメリット

①税率が一定

累進課税というのは聞いたことがあると思います。所得が増えれば増えるほど税率が高くなるという制度のことですね。

個人の場合だと所得が増えるほど上がってしまいます。

対して法人税率は一定です。規模が大きくなったら法人成りを一度は検討してみましょう。

②有限責任ならリスクを減らせる

個人事業で銀行などの金融機関から借入れたものは返さなければいけませんよね？

もちろん法人としても返さなければいけませんが、株式会社等の場合には、個人としては、個人保証による借入をしなければ出資金を失うだけで済みます。

③資金調達がしやすくなることも

法人には会計処理の義務があり、決算書もしっかりと組む必要があるので生活資金と事業資金を曖昧にしません。つまり社会からの信用力があるのです。

④所得を分配できる

個人のときには全て事業主の所得だったものを家族に対してお給料として払い出すことも可能です。これにより所得税が安くなることが多々あります。

個人のメリット

①お金を自由に使える

個人の方だと、事業用の口座だとしてもお金を使えます。

私的なものは事業に必要な経費としては認められないですが、その口座に引き出した分返さなければいけないということはありません。

②接待交際費を全額費用として計上できる

法人の場合、接待交際費は計上できる額に限度があります。

対して個人なら事業に必要なものであればいくらでも計上可能です。

③均等割がない

法人の場合、均等割といって赤字でも住民税の均等割の分の税金を支払う必要があります。

④手間が省ける

確定申告はどちらも必要です。ただし、申告の際の書類が法人の場合に比べて少ないです。

また、法人では必要な登記や定款などの煩わしい手間がありません。

まだまだ法人のメリットや個人のメリットはありますが大きなものはこんなものです。

時間さえ許すのならば自分が個人を選ぶか法人を選ぶかはじっくり決めたいものです。

しかしそれを決めるのは財務、会計、税務の道に精通していないと中々難しいものがあります。

法人成りや起業はどうしても最初の一歩が踏み出しづらいものですよね。

せごどん会計ではそういったお客様をサポートしています！

是非相談に来てください！

監修：税理士法人武内総合会計